訪問着にはどんな草履が良い?結婚式にお勧めのデザインや素材

訪問着は正装の着物ですので、草履も正装用のものを合わせます。

結婚式に訪問着を着て行く場合に、ふさわしい草履のデザインや素材は、どんなものが良いのでしょうか。

訪問着を着た時の草履選びの基本と、結婚式にお勧めのデザインや素材についてまとめました。

訪問着にはどんな草履が良い?結婚式にお勧めのデザインとは

まずは、訪問着にはどんな草履を選んだらいいのかの基本と、草履の台の数について説明します。

草履は、基本的に踵が低いものが普段着用、高いものがお洒落着や正装用となっているので、訪問着には5～7センチくらいの高さのものを合わせます。

訪問着の草履の色は基本的に薄い色を選びますが、結婚式には、金や銀などの華やかなものも向いています。

正装用の踵の高い草履を横から見ると、台が2つ、もしくは3つ重なっているものがあります。

草履を作る時に、台をずれないように重ねるのには技術がいるので、台の数が多い方が価格も高くなる傾向があります。

そのため、台が多い方が高級な草履だと考える人もいますが、必ずしもそうではなく、台が何枚でもTPOやマナーには関係がありません。

では、上記の条件を満たしたうえで、結婚式にはどんな素材の草履が良く、また使いやすいのはどんな素材のものでしょうか。

結婚式には、本革、エナメル、正絹でできた草履を履きます。

鼻緒に金銀の華やかな刺繍があったり、佐賀錦などを使ったものも、華やかで結婚式に向いています。

ウレタン製のものは安価で汚れにも強いですが、普段着用の草履ですので、訪問着や結婚式には合いません。

結婚式に向く草履としての条件を満たせば、あとは好みで良いのですが、エナメルの草履は比較的雨に強く、汚れも簡単に落とせるのでお勧めです。

普段から着物を着る人であれば、エナメルの草履ならばお洒落着用として普段のお出かけにも使えるので、無駄がありません。

訪問着に合わせる草履の基本

・草履は、基本的に踵が低いものが普段着用、高いものがお洒落着や正装用となっているので、訪問着には5～7センチくらいの高さのものを合わせる。

・草履の色は基本的に薄い色を選ぶが、結婚式には、金や銀などの華やかなものも向いている。

台の数の違いは?

・踵の高い草履を横から見ると、台が2つ、もしくは3つ重なっているものがあるが、台が何枚でもTPOやマナーには関係ない。

・台の数が多いと価格も高くなる傾向があるため、多い方が高級と考える人もいるが、台が多いからといって必ずしも良い草履とは限らない。

結婚式向きの素材は?

・結婚式には、本革、エナメル、正絹でできた草履を履き、ウレタンなどの普段着用のものは避ける。

・鼻緒に金銀の華やかな刺繍があったり、佐賀錦などを使ったものも、華やかで結婚式に向いている。

お勧めは?

・エナメルの草履は比較的雨に強く、汚れも簡単に落とせるのでお勧め。

・普段から着物を着る人であれば、エナメルの草履ならばお洒落着用として普段のお出かけにも使える。