留袖でピアノを弾きたい場合に気を付けるべき3つのポイント

親族の結婚式の時に、お祝いにピアノを演奏したいという場合もあるでしょう。

しかし、留袖などの着物を着る予定の時には、着物の袖や裾がじゃまにならないかが心配だと思います。

留袖でピアノを弾く場合に、どんなことに気を付けたらいいのかと、その対策についてまとめました。

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留袖でピアノを弾きたい場合には袖がじゃまになる?対処法は?

留袖でピアノを弾きたい場合に、まず心配になるのは、袖口や袂がじゃまにならないかということだと思います。

当日失敗しないためには、事前の練習や曲選びに注意が必要です。

事前に練習する

着物は袂が下がっているぶん、洋服よりも腕が動かしにくくなりますので、着物を着た状態で一回は練習してみることをお勧めします。

留袖でなくてもいいので、家にある着物や浴衣を簡単に着てみて、袖や裾まわりがどれぐらい動きにくいのかを知っておきましょう。

その時には、できれば当日履く草履か、もしくは踵が高めの草履を履いてみると、靴との感覚の違いが分かります。

曲選び

ピアノ演奏の時に、着物の袂が一番じゃまになるのは、左右の腕が交差する時です。

腕が頻繁に交差する曲や、腕があちらこちらに動き回るような曲は、避けた方がいいでしょう。

留袖でピアノを弾きたい場合に気を付けたい足元の2つのポイント

着物は裾が開きにくく、また足元は履きなれない草履ですので、ピアノのペダルを踏むのが案外大変です。

できるだけ楽にピアノを演奏するには、次の2つのポイントに注意します。

着付けの時の裾あわせ

留袖を自分で着る場合には、裾あわせの時に、下前の端をほんの少し手前に折り返してから上前をかぶせます。

こうしておくと、いくらか裾が開きやすくなり、足さばきが楽になります。

留袖を人に着付けてもらう場合には、ピアノを弾くことを着付け師さんに伝えましょう。

草履と足袋

留袖の場合には、踵が5~7センチくらいの礼装用の草履を履きますので、靴よりもペダルを踏むのが大変です。

事前に練習したり、どうしても難しいという場合には、留袖とのバランスは悪くなりますが、ピアノ演奏の時だけ低い草履に履き替えることも検討します。

また、足袋は大きいと中で足がすべって演奏しにくいだけでなく、鼻緒で指の間が擦れる心配があるので、ピッタリしたサイズを履きましょう。

留袖でピアノを弾く場合に気を付けるべき3つのポイントのまとめ

袖がじゃまにならない対処法

・留袖でなくてもいいので、家にある着物や浴衣を着た状態で一回は練習をし、袖や裾まわりがどれぐらい動きにくいのかを知っておく。

・ピアノ演奏の時に、着物の袂が一番じゃまになるのは左右の腕が交差する時なので、腕が頻繁に交差する曲や、腕があちらこちらに動き回るような曲は避ける。

着付けの時の裾あわせ

・留袖を自分で着る場合には、裾あわせの時に、下前の端をほんの少し手前に折り返してから上前をかぶせるようにすると、裾が開きやすく、足さばきが楽になる。

・留袖を人に着付けてもらう場合には、ピアノを弾くことを着付け師さんに伝える。

草履と足袋

・留袖の草履は踵が高いので、演奏が難しい場合には、ピアノ演奏の時だけ低い草履に履き替えることも検討する。

・足袋は大きいと中で足がすべって演奏しにくいだけでなく、鼻緒で指の間が擦れる心配があるので、ピッタリしたサイズを履く。

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