アンティーク着物は、モダンなものや華やかなものが多く、コーディネートが難しいと感じる人も多いでしょう。
特に30代では、可愛いだけでなく、大人っぽい落ち着いた着こなしもマスターしたいものです。
30代にお勧めのアンティーク着物とお勧めのコーディネートについてまとめました。
目次
30代の普段着コーディネート、お勧めのアンティーク着物は?
30代では、普段に着こなすアンティーク着物として、次のものがお勧めです。
花模様の小紋
花の模様は、小紋の着物に多く使われていますが、模様や色使いによっては、30代には可愛らしすぎるのではないかと迷うこともあると思います。
模様が小さなものや、花が少なめで散らすようにポツポツと配置したものなら、30代でも落ち着いた雰囲気で着られます。
あまり派手にしたくない場合には、たくさんの色を使ったモダンなアンティーク着物よりも、同系色でまとまったものがお勧めです。
抽象的な模様や縞の銘仙
銘仙(めいせん)は、大正時代から昭和にかけて女性の普段着として着られていた、平織りの絹織物でできた着物です。
縞の模様や矢絣、丸を並べた抽象的な模様などが多くみられ、モダンで大人っぽい印象が30代にはピッタリです。
銘仙は、現代ではあまり作られなくなっているので、アンティーク着物でこそ楽しめる着物と言う意味でもお勧めです。
アンティーク着物で30代にお勧めの普段着、合わせる帯は?
小紋や銘仙のアンティーク着物には、名古屋帯や半幅帯を合わせますが、30代には次のようなコーディネートがお勧めです。
花模様の小紋には
小紋の場合には、着物に使われている色のなかの一色を帯の色として選び、帯締めや帯揚げは同系色の濃淡で合わせると派手になり過ぎません。
帯の柄が目立つものよりも、柄の小さなものや、同系色でまとまったスッキリした印象の帯がお勧めです。
銘仙には
縞や矢絣には、お太鼓柄であまり柄や色のうるさくない、スッキリした帯を締めると粋な感じになります。
着物のアクセントカラーと同系色の帯や、着物と反対色の帯にするのも、モダンでお勧めです。
色が3色以上使われている着物の場合は、小紋と同様に着物の一色から取る方が、派手になり過ぎずに失敗がありません。
アンティーク着物で30代にお勧めの普段着コーディネートまとめ
30代にお勧めのアンティーク着物
花模様の小紋
・模様が小さなものや、花が少なめで散らすようにポツポツと配置した小紋なら、30代でも落ち着いた雰囲気で着られる。
・あまり派手にしたくない場合には、たくさんの色を使ったモダンなアンティーク着物よりも、同系色でまとまったものがお勧め。
抽象的な模様や縞の銘仙
・縞の模様や矢絣、丸を並べた抽象的な模様などをつかった銘仙は、モダンで大人っぽい印象が30代にはピッタリ。
・銘仙は、現代ではあまり作られなくなっているので、アンティーク着物でこそ楽しめる着物と言う意味でもお勧め。
小紋に合わせる帯は?
・着物に使われている色のなかの一色を帯の色として選び、帯締めや帯揚げは同系色の濃淡で合わせると派手になり過ぎない。
・柄の小さなものや、同系色でまとまったスッキリした印象の帯がお勧め。
銘仙に合わせる帯は?
・縞や矢絣には、お太鼓柄であまり柄や色のうるさくない、スッキリした帯を締めると粋。
・着物のアクセントカラーと同系色の帯や、着物と反対色の帯にするのも、モダンでお勧め。
・色が3色以上使われている着物の場合は、小紋と同様に着物の一色から取る方が、派手になり過ぎずに失敗がない。