訪問着と中振袖の違い、結婚式に着て行くにはどちらが良い?

訪問着と中振袖は、どちらも華やかな染めの模様に特徴がある着物ですが、その違いはどこにあるのでしょうか。

また、結婚式に出る場合には、どちらを着るのが良いのでしょうか。

訪問着と中振袖のそれぞれの特徴と違い、結婚式にはどちらを着たらいいのかについてまとめました。

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訪問着と中振袖、それぞれの着物の特徴と着て行ける場所は?

中振袖と訪問着のそれぞれの特徴と着て行ける場所や用途は、以下のようになります。

中振袖とは

振袖は、未婚の女性の礼装で、袖の長さによって、大振袖、中振袖、小振袖に分けられます。

中振袖は、袖丈が95センチくらいで、本来は略礼装になりますが、現在では大振袖と同じく礼装として着られています。

若い女性の華やかな着物として、成人式や結婚式などの式典からパーティーまで、幅広く着られる着物です。

訪問着とは

訪問着は、女性の正装の着物で、年齢や未婚既婚を問わずに着ることができます。

上前の腰から下の部分、肩、袖に模様が入った華やかな着物ですが、振袖と違って袖丈は短くなっています。

結婚式からお茶席まで幅広く着られる着物で、模様や色使いも、古典的なものからモダンなまのまで様々です。

中振袖と訪問着の違い、結婚式に着て行くにはどちらが良い?

中振袖と訪問着の違いと、結婚式に着て行くには、どちらがいいのかについては次の通りです。

中振袖と訪問着の違い

中振袖と訪問着の違いは、袖の長さが違うことと、中振袖は未婚の若い女性しか着られない点にあります。

また、中振袖は礼装であるのに対して、訪問着は正装になり、格が少し下がるぶん、身内の結婚式では着られないこともあります。

結婚式にはどちらを着る?

友人の結婚式に招待された場合には、既婚の女性は訪問着を着るのが一般的です。

未婚の女性は、招待客としてなら、中振袖と訪問着のどちらを着てもかまいませんが、30代以降は訪問着を着ることが多いようです。

未婚の女性が自分の兄弟の結婚式に出る場合には、訪問着よりも、礼装である中振袖がふさわしいと言えます。

訪問着と中振袖の違いと結婚式に着るにはどちらが良いかのまとめ

中振袖とは

・中振袖は、袖丈が95センチくらいの振袖で、本来は未婚の若い女性の略礼装だが、現在では大振袖と同じく礼装として着られている。

・若い女性の華やかな着物として、成人式や結婚式などの式典からパーティーまで、幅広く着られている。

訪問着とは

・訪問着は、女性の正装の着物で、年齢や未婚既婚を問わずに着ることができる。

・結婚式からお茶席まで幅広く着られる着物で、模様や色使いも、古典的なものからモダンなまのまで様々。

中振袖と訪問着の違い

・中振袖と訪問着の違いは、袖の長さが違うことと、中振袖は未婚の若い女性しか着られない点にある。

・中振袖は礼装であるのに対して、訪問着は正装になり、格が少し下がる。

結婚式にはどちらを着る?

・友人の結婚式に招待された場合には、既婚の女性は訪問着、未婚の女性はどちらを着てもかまわない。

・未婚の女性が自分の兄弟の結婚式に出る場合には、訪問着よりも、礼装である中振袖がふさわしい。

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