着物を着た時には、日本女性の本来の美しさを引き立てるような、着物に合ったメイクをすることが大切です。
洋装の時と同じメイクをしてしまうと、品が無く見えたり、アンバランスな印象になってしまいますので注意が必要です。
着物のメイクのポイントと、ファンデーションを選ぶ時に気を付ける点についてまとめました。
目次
着物のメイクの基本とは?洋装の時と違う3つのポイント
着物のメイクが洋装のメイクと違う点は、主に次の3つのポイントがあげられます。
肌の色
着物姿には、やはり色白の肌が似合いますので、ファンデーションの色は一段明るめにします。
その人の元々の肌の色にもよりますが、洋装の時よりも明るい、白い肌を作るようにするのがポイントです。
ベースメイク
洋装のメイクでは、顔に陰影をつけ、彫りの深い顔だちにするのが好まれますが、着物のメイクではできるだけ陰影のない平坦な顔を作ります。
チークも血色の良い肌に見えるように、頬や目元にふんわりとのせ、立体感が出ないようにつけます。
ポイントメイク
着物では、キラキラするラメやパール感の強いポイントメイクは、品が無く見えるので避けます。
パール感の強い口紅やグロスも避け、アイシャドウは着物や小物の色と同系色を使うのがまとまりやすくてお勧めです。
ファンデーションを選ぶ時の注意点と着物に合う肌を作るコツ
着物メイクのファンデーションを選ぶ時の注意点と、着物に合う肌を作るコツは次のようになります。
着物に合うファンデーション
普段より一段明るい色のファンデーションで、パールや艶をおさえたマットなものを使います。
薄づきのおしろいよりも、しっかりと塗れるパウダータイプのファンデーションがお勧めです。
リキッドタイプやクリームタイプのファンデーションは油分が多く、着物メイクに合わない艶が出ることがあるので避けます。
着物に合う肌を作るには?
パール感や艶のある肌は着物には合いませんが、着物姿は華やかなものですので、控え目なナチュラルメイクも同じくらい合いません。
着物姿に自然になじむようにするには、ファンデーションはしっかりと塗って、マットで明るい肌を作るようにします。
ファンデーションの上からマットな質感のおしろいを重ねるのも、艶やテカリをおさえたしっかりメイクになるのでお勧めです。
着物メイクの基本とファンデーションの選び方のまとめ
洋装と違う着物メイクの3つのポイント
・着物姿には、色白の肌が似合うので、ファンデーションの色は洋装の時よりも一段明るめにする。
・着物には、日本人らしい平坦な顔の方が合うので、陰影のない平坦な顔を作る。
・着物のメイクにキラキラは合わないので、ラメやパールの入ったアイシャドウやパールの口紅、グロスは使わないようにする。
着物に合うファンデーションは?
・普段より一段明るい色のファンデーションで、パールや艶をおさえたマットなもの。
・しっかりと塗れるパウダータイプのファンデーションがお勧めで、リキッドタイプやクリームタイプのファンデーションは、着物に合わない艶が出るので避ける。
着物に合う肌を作るには?
・パール感や艶のある肌は着物には合わないが、控え目なナチュラルメイクも華やかな着物には合わない。
・着物姿に自然になじむようにするには、ファンデーションはしっかりと塗って、マットでしっとりとした肌を作る。
・ファンデーションの上から、マットな質感のおしろいを重ねるのも、艶やテカリをおさえたしっかりメイクになるのでお勧め。