お宮参りは、子供の健やかな成長を氏神様に祈願する行事で、初着や祝い着と呼ばれる着物を着せます。
お宮参りの着物は、七五三にも着ることができますので、使った後には手入れをして、正しいたたみ方で保管しておきましょう。
お宮参りの着物のお手入れ方法と正しいたたみ方ついてまとめました。
目次
お宮参りで子供に着せる着物、使った後の正しい手入れ方法
お宮参りの着物は、次に使うまでに数年間は保管しておくことになりますので、汚れなどの手入れをしてからたたみます。
陰干し
お宮参りの着物を使った後は、着物と長襦袢はハンガーに掛け、室内の風通しの良い場所に陰干しにします。
陰干しは、できるだけ湿気が少ない日を選び、着物に直射日光が当たらないように気を付けます。
着物の湿気が取れるまで、半日から一日干しておきますが、雨などで濡れてしまった場合には、完全に乾くまで干したままにします。
汚れの手入れ
汚れがある場合には、下にタオルを敷き、濡らして硬く絞ったタオルでたたくようにして汚れを移しとります。
雨に濡れた場合は、まずは良く乾燥させ、泥跳ねのようなシミが出てきた場合には、ブラシで優しく擦って落とします。
どちらも無理に擦ったりすると着物を傷めますので、上記の処置で落ちない場合には、購入した呉服店などに相談しましょう。
お宮参りで子供に着せる着物の正しいたたみ方と保管方法
着物をシワにさせずに、きれいに保管しておくには、正しいたたみ方をすることが大切です。
着物と長襦袢は、重ねて一緒にたたみますが、たたみにくいようなら別々にしてもかまいません。
お宮参りの着物のたたみ方
①頭が左手側に来るように、着物を自分の前に横向きに置く。
②下前、上前の順に、脇線から折ってたたんで重ね、左右の紐は合わせて適度な長さに折り、上前の上に重ねる。
③左右の袖も②の上に重ねてたたみ、最後に身ごろを2つ折りか3つ折りにする。
保管で気を付けること
着物と長襦袢は、たとう紙でくるむか購入した時の箱にしまい、防虫剤は着物に触れないように気を付けます。
防虫剤は、着物用のものも売られていますが、わざわざ買わなくても、家にある洋服用で大丈夫です。
その後はしまいっ放しにぜず、半年に一度くらいは陰干しをし、防虫剤の効果が切れる前に交換します。
お宮参りで子供に着せる着物のたたみ方とお手入れ方法のまとめ
使った後の手入れ方法
陰干し
・お宮参りの着物を使った後は、着物と長襦袢はハンガーに掛け、直射日光が当たらない、風通しの良い室内に陰干しにする。
・着物の湿気が取れるまで、半日から一日干しておくが、雨などで濡れてしまった場合には完全に乾くまで干す。
汚れの手入れ
・汚れがある場合には、下にタオルを敷き、濡らして硬く絞ったタオルでたたくようにして汚れを移しとる。
・雨に濡れた場合は、まずは良く乾燥させ、泥跳ねのようなシミが出てきた場合には、ブラシで優しく擦って落とす。
・無理に擦ったりすると着物を傷めるので、家庭の処置で落ちない場合には、購入した呉服店などに相談する。
お宮参りの着物のたたみ方
①頭が左手側に来るように、着物を自分の前に横向きに置く。
②下前、上前の順に、脇線から折ってたたんで重ね、左右の紐は合わせて程度な長さに折り、上前の上に重ねる。
③左右の袖も②の上に重ねてたたみ、最後に身ごろを2つ折りか3つ折りにする。
保管で気を付けること
・着物と長襦袢は、たとう紙でくるむか購入した時の箱にしまい、防虫剤は着物に直接触れないように入れておく。
・半年に一度くらいは陰干しをし、防虫剤の効果が切れる前に交換する。