着物の着付けをしてもらう時、準備するものとあると良いもの

成人式や結婚披露宴などで着物の着付けをしてもらう時に、あらかじめ自分で準備するものは、何があるのでしょうか。

着物一式を自分で用意する場合には、小物なども忘れずに準備する必要があります。

着物をレンタルした場合でも、直接肌に触れる襦袢や足袋などは自分で用意することが多いですし、気候によっては言われなくても準備したほうが良いものもあります。

着物の着付けの時に必ず準備するものと、体形や気候によってはあると便利なものについてまとめました。

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着物の着付け、まずは必ず準備するもの

着物をレンタルした場合には、肌襦袢や足袋などの自分で準備するものは業者によって違うので、事前にきちんと確認します。

自分で着物一式を用意する場合には、着物・帯・長襦袢の他に準備するものは次の通りです。

肌襦袢・裾除け・足袋・半襟・襟芯・伊達締め2枚(うち1枚は新伊達締めでも可)・腰ひも3本程度(うち1本はゴムバンドの腰ひもでも可)・帯枕・帯板(振袖は2枚)・帯揚げ・帯締め

レンタルで肌襦袢や裾除けが必要な場合は、サイズはあまり関係なく着られるものなので、家にある家族のものでも代用可能です。

足袋を新たに買う場合には、大きめだと見た目が悪いだけでなく、中で足が動いて鼻緒で指の間が擦れやすいので、小さめがお勧めです。

また、綺麗に着付けてもらうためには、体形の凹凸を少なく、茶筒のような形に補正することがなにより大切です。

レンタルでも自分の着物でも、補正に必要な次のものは自分で準備する必要があります。

タオル

体形によって必要枚数は違いますが、補正用のタオルは3~4枚用意したほうが安心です。

いらなくなった古タオルで構いませんが、あまり厚手でない方が微調整がしやすく、旅館のタオルのような薄手のものも1,2枚あると補正がしやすいです。

脱脂綿

胸元や背中の体形補正に使います。

準備するように言われないことも多いですが、ドラックストアで数百円で購入できますし、用意したほうが胸元が綺麗に仕上がります。

ちぎって使うので、ハサミは必要ありません。

体形や気候によっては、準備してあると安心なもの

和装ブラジャー

着物の着付けの場合は、普段しているブラジャーは外すのが一般的ですが、バストを押さえて平らにする着物用のブラジャーを着用することもできます。

特に細身でバストが豊かな体形の方は、和装ブラジャーをした方が補正がしやすく、着崩れしにくく綺麗に仕上がります。

足袋カバー

足袋が汚れないように、足袋の上にもう一枚履くもので、収縮性の良い素材でできています。

雨天や電車での移動で足袋が汚れるのが心配な時や、冬場で足先の冷えが気になる時に、あると安心です。

ストッキング

着物の足元は足袋一枚ですから、冬場は足元が大変冷えます。

冷え性の方は、足袋の下にストッキングを履くことをお勧めします。

和装用のストッキングも売っていますが、普通のストッキングでも、指の間をへこませて足袋を履けばそれほど気になりません。

七分袖の肌着

着物は袖口などが大きく開いていますので、真冬の風がある日は風が吹き込んで寒いです。

寒がりさんは、襦袢の下に七分袖の肌着を着ることをお勧めします。

袖口や襟から下着が見えないように、襟ぐりが深く、袖は長くても七分袖程度のものがお勧めです。

着物の着付けをしてもらう時、準備するものまとめ

・着物を自分で用意する場合、着物・帯・長襦袢以外に、着付けのために準備するものは次の通り。

肌襦袢・裾除け・足袋・半襟・襟芯・伊達締め2枚(うち1枚は新伊達締めでも可)・腰ひも3本程度(うち1本はゴム製の腰ひもでも可)・帯枕・帯板(振袖は2枚)・帯揚げ・帯締め

・レンタルの場合は、自分で準備するものは業者によって違うので、事前によく確認する。

・補正用のタオル3~4枚と、脱脂綿を用意する。

体形や気候によってはあると良いもの

・細身でバストが豊かな方は、和装ブラジャーをする。

・雨などで足袋の汚れが心配な場合は足袋カバーを準備、足の冷え対策にもなる。

・寒さ対策には、ストッキングや襟ぐりの開いた七分袖の肌着。

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