親族の結婚式での色留袖、40代が着る時に気を付けること

色留袖は若い人が着る礼装のイメージですが、40代であっても色留袖を着ても大丈夫でしょうか。

親族の結婚式に出る時に、色留袖を着る場合には、年齢の決まりや注意することはあるのでしょうか。

40代が親族の結婚式で色留袖を着る場合に気を付けることや、お勧めの色などについてまとめました。

色留袖を着るのに年齢は関係あるの?40代が着ても大丈夫?

40代でも色留袖を着てもいいのかや、色留袖を着る場合に注意する点については次の通りです。

色留袖は、未婚でも既婚でも着られる着物で、親族の結婚式であれば、五つ紋付きの色留袖を着ます。

未婚の女性でも着られるので、若い人の着物のイメージもありますが、訪問着などと同じように、年齢を問わずに着られる着物です。

色留袖は、五つ紋付きなら黒留袖と同格の礼装で、本来なら、親族の誰が着てもマナーに合った装いです。

しかし、現代の結婚式では、新郎新婦の母親は黒留袖を着るのが一般的になっていますので、母親が色留袖を着た場合は、違和感を持つ人もいるでしょう。

また、地域によっては、既婚の親族は全員黒留袖を着るのが習慣になっている所もあります。

結婚式で色留袖を着るかどうかは、自分がどういった立場で出席するのかや、地域性を考えて決めましょう。

40代でも、年齢に合う色の色留袖を選べば、品よく着ることができます。

40代に合う色留袖の色や装いのポイントは次の通りです。

40代にお勧めなのは紫系で、ピンクがかった色から青みが強いものまで色々な紫があるので、年齢や好みに合わせて選びやすいのがいいところです。

他にも、水色や黄色みの入らない落ち着いたグリーン系なども、40代に合う色です。

目立つのが心配であれば、グレー系の色が上品に着られます。

色留袖は礼装ですので、帯や小物類、草履やバッグなども、黒留袖に準じたものを合わせます。

帯揚げと帯締めは、色留袖の場合は色物でもいいことになっていますが、親族として五つ紋付きの色留袖を着るのであれば、白が良いでしょう。

特に、40代で色留袖を着る場合には、白を合わせた方が、礼装らしいきちんとした印象になります。

色留袖は40代が着てもいい?

・色留袖は、未婚でも既婚でも着られる着物で、訪問着などと同じように、年齢を問わずに着られる。

・親族の結婚式であれば、五つ紋付きの色留袖を着るのがマナー。

年齢よりも立場で決める

・現代の結婚式では、新郎新婦の母親は黒留袖を着るのが一般的になっているので、母親が色留袖を着た場合は、違和感を持つ人もいる。

・既婚の親族は全員黒留袖を着るのが習慣になっている地域もあり、色留袖を着るかどうかは、自分がどういった立場で出席するのかや、地域性を考えて決める。

40代に合う色は?

・紫系は、ピンクがかった色から青みが強いものまで色々な紫があるので、年齢や好みに合わせて選びやすくお勧め。

・他にも、水色、黄色みの入らない落ち着いたグリーン系、グレー系もお勧め。

帯や小物類は?

・色留袖は礼装なので、帯や小物類、草履やバッグなども、黒留袖に準じたものを合わせる。

・40代で色留袖を着る場合には、帯揚げと帯締めは白を合わせた方が、礼装らしいきちんとした印象になる。